演劇が好きだ

演劇が好きです。

コロナ禍前は、年1回ほどミュージカルを観に行っていました。

そろそろコロナへの警戒も緩め、久しぶりに何か観たい。そんなことを考える最近です。

 

どうして演劇が好きなのか?

理由はいろいろあるのですが、いちばんのきっかけは、小学生のときの学芸会だったように思います。

そのころはミュージカルというものもよく知りませんでした。ただ、先生の指導や台本を頼りに取り組んでいました。母が準備してくれた衣装を身にまとい、わからないなりに別人になる。それが、無意識でしたが、楽しいと感じていました。

まず、「誰かになる」という楽しさがありました。

 

観るということに面白さを感じたのは、そこから数年経ったときの、ミュージカル鑑賞会です。演目は、劇団四季の「ジョン万次郎の夢」でした。

観ていて、なぜかわからないけれど、涙があふれました。言葉もわからない異国の若者を迎え入れる夫妻のあたたかさが伝わったからだと思います。

歌やダンス、物語、きらびやかな衣装。それらすべてが、私にとって心躍るものでした。

そこから、ミュージカルという存在を知り、じわじわと私の中で好きなもののひとつとなっていったのです。

 

その後、年1回程度ですが、ミュージカル(特に劇団四季)を観に行ったり、聖誕劇(クリスチャンです)に参加したりしていました。そのたびに、目の前に広がる別世界に圧倒されたり、演じる難しさや楽しさを味わっていました。

しかし、仕事の都合やコロナで、その習慣もなくなってしまいました。

久しぶりに、あの別世界へ行ってみたい。そんな風に思うのです。

 

演劇が好きだ。

見るほうも、演じるほうも。