「書く」という旅をする

ここ数か月、ある本を使って、いろいろとノートに書いてみていました。

その本は、ジュリア・キャメロンさんの「あなたも作家になろう 書くことは、心の声に耳を澄ませることだから」という本です。

「ずっとやりたかったことをやりなさい」が有名ですが、ワークが多くてこちらは挫折してしまいました。

「あなたも作家になろう」の方は、ひとつひとつの課題が取り組みやすく、「ちょっとやってみようかな」と軽い気持ちで取り組んでみていました。

仕事も日々の用事もあるので、なかなか進まなかったり、一日に2章分のワークをまとめてやったりと、進み具合はまちまちだったのですが、最近最後まで終えることができました。

取り組んでみて、見て見ぬふりしていた本音に直面したり、意外な発見をしてゾワッとしたりと、面白かったです。

もともと私は、空想好きな人間です。けれど、ここしばらくそれをないがしろにしていました。

コロナ禍になってから、ほとんどアート(ミュージカルとか、美術館とか)に触れていません。なんだか満たされない気分の正体はそれが枯渇しているからかも。そんなことを、最後の方にある、生活暦を作るワークで思いました。

そして、もっと自分の空想世界を大切にして、形にしてやってもいいのかもしれない。もっと自分を大事にしたい。そんな風にも思いました。

 

迷うとき、行き詰っているとき、そんなときにこの本が処方箋になってくれそうです。